宝塚市の内科・循環器内科・皮膚科の仁川診療所

influenza

ホーム 診療案内 予防接種・健康診断 インフルエンザ予防接種・ワクチン

インフルエンザ予防接種・ワクチン

インフルエンザ予防接種のご案内

インフルエンザの流行シーズンが近づいています。宝塚市の仁川診療所では、2025年度のインフルエンザ予防接種を10月1日より開始します。予約なしでお越しいただいても、スムーズに接種いただけます。

【今すぐ接種OK!】予約不要で接種可能

接種をご希望の方へ

  • 予約不要:そのままお越しください
  • 事前予約も可能:ご都合に合わせて選べます!

ご予約はこちら

お電話でのご予約(WEBからのご予約は受付しておりません)(診療時間内のみ受付)

接種費用・期間のご案内

実施期間

令和7年10月1日~令和7年1月31日(予定)

料金体系

対象者接種費用
64歳以下の方3,600円
65歳以上(宝塚市在住)1,500円(公費負担適用)
65歳以上(宝塚市外)3,600円

ワクチンが効く仕組み~免疫のメカニズム~

なぜワクチンで予防できるの?

免疫とは、体内に侵入した病原体から身を守る防御システムです。

初めての感染時

  1. ウイルスが体内に侵入
  2. 白血球や抗体の産生が間に合わず
  3. 症状が強く出てしまう

ワクチン接種後

  1. 弱毒化したウイルスで免疫を訓練
  2. 「免疫記憶(メモリー)」が形成
  3. 本物のウイルスが来ても素早く撃退
  4. 発症を防ぐ or 症状を軽減

つまり、ワクチンは「病気の予行演習」をすることで、本番に備える仕組みなのです。

接種時期と効果について

ベストな接種タイミング

インフルエンザは例年12月~3月に流行のピークを迎えます。

推奨接種時期11月初旬~12月初旬
効果発現接種後約2週間
効果持続期間約5ヶ月間

年齢別の接種回数

13歳以上1回接種(※受験生等は2回接種も可)
13歳未満2回接種(2~4週間隔)
  • 1回目:10月~11月初旬
  • 2回目:11月中旬~12月

接種を受ける際の注意事項

接種できない方

  • 37.5℃以上の発熱がある
  • 明らかな急性疾患にかかっている
  • 1歳未満の乳児
  • 重度の卵アレルギーがある
  • 過去に予防接種で重篤な副反応があった

来院時のお願い

  • 服装:肩まで出せる服装で
  • 持ち物:保険証、接種券(お持ちの方)
  • 20歳未満:保護者の同伴・同意が必要

よくあるご質問

今年のワクチンは何に効くの?

2025年度は「3価ワクチン」を使用。A型2種類(H1N1・H3N2)とB型1種類(ビクトリア系統)の計3種類のウイルスに対応しています。

妊娠中・授乳中でも大丈夫?

はい、接種可能です。不活化ワクチンのため母子ともに安全です。妊娠中は重症化リスクが高いため、むしろ積極的な接種が推奨されています。

接種してもインフルエンザにかかる?

100%の予防は難しいですが、発症率を約60%減少させ、かかっても症状を大幅に軽減します。特に肺炎や脳症といった重篤な合併症のリスクを下げる効果が高いです。

副反応が心配です

接種部位の軽い腫れや痛み(2~3日で改善)が最も多い副反応です。重篤な副反応は極めてまれで、インフルエンザにかかるリスクの方がはるかに高いとされています。

他のワクチンとの間隔は?

新型コロナワクチンは同時接種可能。その他のワクチンとは前後2週間の間隔が必要です。

インフルエンザの基礎知識

どんな病気?

インフルエンザウイルスによる急性呼吸器感染症。普通の風邪とは違い、急激に症状が現れるのが特徴です。

主な症状

  • 突然の高熱(38℃以上)
  • 強い全身症状(頭痛・筋肉痛・関節痛)
  • 呼吸器症状(咳・のどの痛み)
  • 全身倦怠感

特に注意が必要な方

  • 65歳以上の高齢者
  • 基礎疾患のある方(心臓病・腎臓病・糖尿病等)
  • 妊娠中の方
  • 5歳未満の乳幼児

これらの方は重症化リスクが高いため、予防接種が特に重要です。

最後に

インフルエンザは「かかってから治す」より「かからないように予防する」ことが大切です。

仁川診療所では、地域の皆様の健康を守るため、安全で質の高い予防接種を提供しています。スタッフ一同、皆様のご来院を心よりお待ちしております。