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転居先で生活習慣病のかかりつけ医をお探しの方へ|宝塚市仁川駅近くの内科・循環器内科

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はじめに ── 引っ越し後の「内科探し」に不安を感じていませんか?

転勤、転職、ご家族の事情──さまざまな理由で引っ越しをされた方にとって、新しい土地での病院探しは意外と大きな悩みのひとつです。特に高血圧や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病で通院中の方にとっては、「治療を途切れさせたくない」「今のお薬を切らしたくない」という気持ちが強いのではないでしょうか。

生活習慣病は自覚症状が乏しいことが多く、つい「引っ越しのバタバタで通院を後回しにしてしまった」というケースも少なくありません。しかし、治療の中断は病状の悪化や合併症のリスクを高めるため、できるだけ早く新しいかかりつけ医を見つけて治療を継続することが大切です。

生活習慣病とは ── なぜ治療を続ける必要があるのか

生活習慣病の基本

生活習慣病とは、食事・運動・喫煙・飲酒・ストレスなどの日々の習慣が発症や進行に深く関わる疾患の総称です。代表的なものに、高血圧症、糖尿病、脂質異常症(高コレステロール血症・高中性脂肪血症など)、高尿酸血症(痛風)があります。

厚生労働省の調査によれば、日本人の死因の上位を占めるがん・心疾患・脳血管疾患はいずれも生活習慣病との関連が深いとされています。生活習慣病をきちんとコントロールすることは、将来の重大な疾患を予防するうえでも非常に重要なのです。

自覚症状がないからこそ怖い

生活習慣病の多くに共通する特徴は、「自覚症状がほとんどない」ということです。高血圧の方が日常的に頭痛やめまいを感じるケースは一部にすぎず、多くの方は数値上の異常を指摘されるまで気づきません。糖尿病や脂質異常症も同様で、知らないうちに動脈硬化が進行し、ある日突然、心筋梗塞や脳卒中として症状が現れることがあります。

だからこそ、すでに治療中の方が引っ越しを理由に通院を中断してしまうのは非常にもったいないことです。

主な生活習慣病とそのリスク

高血圧症

医療機関で測定した血圧が収縮期140mmHg以上、または拡張期90mmHg以上の場合に高血圧と診断されます(家庭血圧の場合は135/85mmHg以上が目安です)。高血圧が長く続くと血管壁に負担がかかり続け、動脈硬化が進行します。その結果、脳卒中や心筋梗塞、腎臓病などの重大な疾患につながるリスクが高まります。

日本人は食文化的に塩分摂取量が多い傾向にあるため、減塩を中心とした食事の見直しが治療の基本となります。加えて、適度な運動や禁煙、節酒なども重要です。必要に応じて降圧薬による薬物治療が行われます。

糖尿病

インスリンの分泌不足やインスリンの効きが悪くなることで、血液中のブドウ糖(血糖)濃度が高い状態が続く疾患です。放置すると、網膜症(失明のリスク)、腎症(透析が必要になるリスク)、神経障害(足のしびれや壊疽)の三大合併症に加え、動脈硬化の進行による心筋梗塞や脳卒中のリスクも高まります。

治療の基本は食事療法と運動療法で、必要に応じて経口薬やインスリン注射が用いられます。定期的なHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)や血糖値の検査で治療効果を確認しながら管理していくことが大切です。

脂質異常症

血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)や中性脂肪が高い、あるいはHDLコレステロール(善玉コレステロール)が低い状態を指します。血管の内壁に脂質がたまることで動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。

脂質異常症も自覚症状がほぼないため、定期的な血液検査でのフォローが欠かせません。食事や運動で改善が不十分な場合は、スタチン系薬剤などの内服治療が行われます。

高尿酸血症・痛風

血液中の尿酸値が7.0mg/dLを超えると高尿酸血症と診断されます。尿酸の結晶が関節にたまると、激しい痛みを伴う「痛風発作」を引き起こします。腎臓への影響や尿路結石、さらには心血管疾患との関連も指摘されており、数値が高い場合は食事指導や薬物治療が必要になります。

メタボリックシンドローム

内臓脂肪の蓄積に加えて、高血糖・高血圧・脂質異常のうち2つ以上が重なった状態です(ウエスト周囲径が男性85cm以上、女性90cm以上が基準のひとつ)。複数のリスクが重なることで動脈硬化の進行が加速し、心筋梗塞や脳卒中のリスクが単独の場合よりも大幅に高くなることがわかっています。

転居で内科を変えるとき ── 知っておきたいポイント

治療の「空白期間」をつくらないことが最優先

生活習慣病の治療で最も避けたいのは、転居のタイミングで治療が途切れてしまうことです。お薬が切れた状態が続くと、血圧や血糖値が急に上がってしまったり、せっかく安定していた数値が元に戻ってしまうことがあります。

引っ越し前に前の医療機関で少し多めにお薬を処方してもらう、早めに新しい医療機関を探しておくなど、事前の準備が大切です。

紹介状はあればベスト、なくても大丈夫

転院にあたっては、前の医療機関からの紹介状(診療情報提供書)があると、これまでの治療経過や検査結果、処方内容が新しい医師にスムーズに引き継がれます。可能であれば引っ越し前にかかりつけ医に相談して紹介状を作成してもらうのが理想的です。

ただし、急な引っ越しで紹介状を準備する時間がなかった方や、前の医療機関に頼みづらかったという方もいらっしゃるでしょう。そのような場合でも、お薬手帳(または現在服用中のお薬がわかるもの)と直近の検査結果があれば、新しい医療機関で治療を引き継ぐことは十分に可能です。

当院(仁川診療所)では、紹介状がない場合でも、お薬の情報と検査結果をお持ちいただければスムーズに治療を引き継ぐことができます。「紹介状がないから受診できないのでは……」と不安に思わず、どうぞお気軽にご相談ください。

新しいかかりつけ医を選ぶときに意識したいこと

転居先で内科を探す際には、いくつかの観点で検討されるとよいでしょう。

まず通いやすさです。生活習慣病は月に1回程度の定期的な通院が基本になりますので、自宅や職場からの距離やアクセスの良さは、長く通い続けるうえで重要な要素です。

次に専門性です。総合内科専門医や循環器専門医が在籍しているクリニックであれば、高血圧や脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病はもちろん、心臓や血管に関わる合併症のリスク評価も含めた総合的な管理が期待できます。

そして相談のしやすさも大切です。生活習慣病の治療は長期にわたるものですので、ちょっとした体調の変化や日常生活での疑問を気軽に相談できる雰囲気のクリニックを選ぶことが、治療を無理なく続けるモチベーションにもつながります。

仁川診療所での生活習慣病診療

総合内科専門医・循環器専門医による診療

当院では、院長の横山 亮が総合内科専門医・循環器専門医として、高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などの生活習慣病の診療を行っています。心臓や血管の疾患を専門とする循環器内科の知識を活かし、動脈硬化の評価や心臓への影響も含めた包括的な管理を心がけています。

患者さんとの対話を大切に

「こんなこと聞いてもいいのかな?」──そう迷われる方も少なくありませんが、当院ではどんな些細なことでもお気軽にご相談いただける雰囲気づくりを大切にしています。お薬を処方するだけでなく、食事や運動、睡眠といった日常生活全体を見直しながら、患者さんお一人おひとりの生活スタイルに合わせた無理のない治療プランを一緒に考えていきます。

院内処方で手間と負担を軽減

当院では院内処方を採用しています。診察後にそのままお薬をお受け取りいただけるため、調剤薬局に立ち寄る手間がかかりません。調剤薬局への手数料も不要ですので、患者さんの時間的・経済的な負担の軽減にもつながります。

転居・転院でお越しの方へ ── お持ちいただきたいもの

他の医療機関から転院される方、お引っ越しで新しい内科をお探しの方は、以下をご持参いただけるとスムーズに診療を開始できます。

  • お薬手帳(または現在服用中のお薬がわかるもの)
  • 直近の検査結果(血液検査、心電図など)

上記があれば、紹介状がなくても治療を引き継ぐことが可能です。もちろん紹介状をお持ちの方は併せてご持参ください。「まずは相談だけ」という方のご来院も歓迎しています。

転居後の生活の変化にもご注意を

引っ越しは、知らず知らずのうちに生活習慣を変えてしまうことがあります。通勤手段が車に変わって歩く機会が減った、近くにコンビニが多くて食事が偏りがちになった、慣れない環境でストレスから飲酒量が増えた──こうした変化が、生活習慣病の数値を悪化させることも珍しくありません。

一方で、引っ越しを「生活を見直す良いきっかけ」にすることもできます。新しい土地で散歩コースを見つけてみる、近くのスーパーで新鮮な食材を探してみるなど、小さなことから取り組んでみてください。

当院では、血圧手帳のお渡しや食事のアドバイスなど、日常生活に取り入れやすい形での生活指導も行っています。数値の管理だけでなく、患者さんが健康的で快適な毎日を送れるようサポートしていきたいと考えています。

まとめ ── 転居しても、治療は止めないでください

生活習慣病は「症状がないから大丈夫」と思いがちですが、治療を中断すると、将来の心筋梗塞や脳卒中といった重大な疾患につながるリスクが確実に高まります。転居は生活が大きく変わるタイミングだからこそ、治療の継続を意識することが大切です。

仁川診療所では、お薬の情報と検査結果をお持ちいただければ、紹介状がなくてもスムーズに治療を引き継ぐことができます。宝塚市仁川エリアに転居された方、近隣で生活習慣病のかかりつけ医をお探しの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

祖父の代から三代にわたってこの仁川の地で診療を続けてきた当院が、皆さまの「新しいかかりつけ医」として健康を支えるお手伝いをいたします。

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